◆福祉文教委員会視察 & NPO法人ゆいの会内覧会 & 消防団操法大会 等 御報告◆
応援&ご支援いただいている皆さま、縁あってご覧になっていただいている皆さま、過ごしやすい日が続いておりますが、皐月の新緑の候、いかがお過ごしでしょうか? 昨日車中でZIP-FMを聴いておりましたら、今年も半年が経つのですね、とミュージックナビゲーターの方がお話しされていて、時間の過ぎ行く早さに焦燥感を覚えました。5月病という言葉もございますが、目標や使命感は常に意識していないと、何事も成し遂げることはできないと危機感を新たにした次第です。今月は伊勢志摩サミットやオバマ大統領の広島訪問など、一大イベントもございましたので、記憶を記録に残しつつ、2016年5月の活動報告申し上げます。トピックスは以下の通りです。
0.伊勢志摩サミットとオバマ大統領広島訪問 考察
1.福祉文教委員会視察 御報告
2.ゆいの会内覧会 御報告
3.消防団操法大会 御報告
4.2016年6月議会 一般質問 御案内
0.伊勢志摩サミットとオバマ大統領広島訪問 考察
両行事におけるTV放送や新聞報道に違和感を覚えたので少しだけ綴ります。先ずは伊勢志摩サミット前に起きた「米軍属による殺人事件」の報道に感情的な扇動が目立ったのではないかということです。女性が暴力的に蹂躙され殺害されたという悲劇的な事件が許されない行為であることに異論はございませんが、この悲劇が政治に悪用され、偏見を助長する報道ではなかったでしょうか? 結果、日米首脳会談の主題が本件になりました。
沖縄米軍基地については賛否両論があるかと存じますが、米軍の元兵士(個人)の1つの犯罪に米国大統領に謝罪を求め、政治的パフォーマンスに利用しようとする姿勢は疑問を抱かずにはいられません。某新聞が報じたような「米軍基地が存在しなければ起きなかった事件」などという単純化した極論により、世論を誘導しようとするような報道が目立つ昨今、マスメディアの断片的な情報を鵜呑みにするのではなく、一人一人が頭を使って考えることが必要であると考えます。ということで、興味深い記事/コラムを紹介しますので、多角的な視野から物事を考察するために、ご覧になっていただければ幸いです。
→米軍基地があるから殺人事件が起きる→基地は出て行けの違和感(Landerblue)
米軍関係者が起こした逮捕者数の推移を示し、沖縄の米軍人、軍属、家族の起こした犯罪の件数は激減していることを定量的に分析されていることや、コメントが非常に的を得ていると思います。
2012年に起きた沖縄米兵暴行事件に関するコラムですが、↓のように非常に冷静な分析がなされています。
>1つ提案したのは、こうした事件のたびに「米軍を危険物にように敵視するのが沖縄のプライドだ」というような報道がされ、そうした報道の期待感に合わせて現地からの言動が流れるというのは、何とかならないものかと思うのです。
>中国との軍事バランスが益々クリティカルになって来ている現状下で、惰性的に「米軍は悪者、間に入った東京の政府も悪者」という胸の張り方を続けても、中長期的に本当に沖縄の安全と幸福、そして真のプライドが保全できるのか
沖縄の米軍基地問題の実態についてより詳しく知りたい方は、質の高いルポルタージュが、↓の雑誌にまとめられておりますので、一読いただくことをおすすめいたします。
そしてオバマ大統領の広島訪問とスピーチ。個人的には本当に素晴らしいものであったと思います。しかしながら、演説の内容を仔細に報じるでもなく、核のフットボールを持参したことや(置いてきたらアメリカの国防に関わる重大事件になる)、謝罪がなかったと不平不満を述べる少数意見をまるで世論のように放送する報道番組には心底嫌悪感を覚えました。演説をリアルタイムにご覧になれなかった方は是非ご確認下さい。
→オバマ大統領広島演説(全文)(SANKEI DIGITAL)
→オバマ広島訪問、米国内はどう受け止めたのか」(日経ビジネスオンライン)
加えて本記事も必読です。日米同盟や自衛隊、オスプレイを否定する方々に是非とも読んでいただきたい(残念ながら理解出来ないだろうけれども)。個人的には広島演説よりもこちらのスピーチの方が現実的かつ素直な心境が綴られており好きです。オバマ大統領から大統領が交代することは日本と世界に取って大きなリスクですね…。※以下一部抜粋。
スノー大尉は、オスプレイのパイロットで、先月の熊本地震の際、自身の飛行隊を率い、被災者へ人道支援を行い、物資を届ける任務を遂行しました。ある日本人一家は自宅の倒壊を恐れ、何日も屋外で過ごすことを余儀なくされました。皆さんの取り組みにより、その一家をはじめとする多くの被災者が、食料や水など必要な物資を受け取ることができたのです。
さて、その一家ですが、6月に女の子が生まれる予定です。テッサの任務のおかげで助かったことを知り、生まれてくる子どもに、テッサにちなんだ名前をつけると決めたそうです。家族は、誠実さ、勇気、責任感、進んで他人を助けようとする気持ち、といったテッサと同じような素養を備えた大人に育ってほしいと願っているそうです。
これらは、海兵隊の基本的価値観ではないでしょうか? 幾世代にもわたって、米軍兵士を特徴づけてきた素養であり、日米両国が持つ最も優れたものの象徴でもあります。皆さんの奉仕によって、人間の尊厳と自由に対する日米が共有する決意は、この地域および全世界で、存続していき、この地域は繁栄していくでしょう。そして、我々はどこに行っても、希望を広め続けていくでしょう。私は皆さんを誇りに思います。日本側に感謝いたします。米軍をこの上なく誇りに思います。
にしても、日本のマスメディアはどこを向いて報道しているのでしょう。日本人と日本国益のためにまともなジャーナリズムを望むのは、贅沢なことなのでしょうか?
1.福祉文教委員会行政視察 御報告
※出典:知多市ウォーキングマップ より一部抜粋
福祉文教委員会の先進自治体視察として、那須塩原市の英語教育推進事業と大田原市のウォーキング推進事業のヒアリングに伺ってきました。英語教育推進事業の「常駐ALT全校配置」施策は、児童、生徒の使える英語の習得に向けてのユニークな取り組みでありました。
費用対効果の観点から課題があり、知多市での導入(提案)は難しいと感じましたが、教育環境の充実は住民満足度の向上や、自治体間競争の優位性を示すことが出来る重要な指標であることから、本視察の学びを活かし知多市における英語教育充実を考え、今後行政への提言も検討していきたいと考えております。
ウォーキング推進事業については、知多市においても、佐布里パークロード、知多運動公園の横の桜並木、つつじが丘のふれあい通りなど、ウォーキングに適した場所はいくつもあり、知多市ウォーキングマップも作成されています。健康維持や健康促進のためにウォーキングは推奨されておりますので、運動不足解消にお役立てください。
2.ゆいの会「地域支え合いセンター」内覧会 御報告
NPO法人ゆいの会の「ささえあいセンター」が新設されまして、内覧会の案内を頂戴いたしましたので伺って参りました。NPO法人ゆいの会では、たすけあい在宅サービスや配食サービスを実施されておりますので、ご興味ある方やお困りの方はご覧になっていただき、活用いただければと存じます。この度新設されたささえあいセンターは、明るくて清潔で素敵な雰囲気の施設でありましたので、今後の益々のご活躍を期待しております。
3.知多市消防団操法大会 御報告
緑広場で開催された知多市消防団操法大会にお招きいただきましたので、参加させていただきました。知多市消防団は平成27年8月開催の第60回愛知県消防操法大会にて、ポンプ車の部で優勝(愛知県大会三連覇中)の素晴らしい消防団です。昨年に引き続き、今回優勝された知多市二分団が7月30日の愛知県大会に出場されますので、ご都合付く方は応援に是非お越しください。
4.2016年6月議会 一般質問 御案内
6月議会では「大規模災害時における要配慮者支援について」一般質問を実施する予定ですので、詳細と日程が決まりましたら追って報告申し上げます。これから梅雨を迎えることになりますが、今年は暑い夏になるとの予報も耳にしております。紫外線対策と水分補給にご留意いただき、熱中症にならぬようお気を付けください。ではでは!