★「選挙後記」選挙結果を受けて考えたこと。二期目の市議会議員としての決意(再選御礼)★

 

当選を確認してもうすぐ24時間が経ちます。本日当選証書も頂戴しました。

 

再選してめちゃくちゃ嬉しいですし、自分事のように喜んでくれた親友とその家族の姿を目にして、感動に身が震えました。

 

何かをあげられるわけではないのに、心の底から応援してくれる。感謝なんて一言では表せない。多謝という言葉の方がしっくりくる。

 

一方で、正直な気持ちは喜びよりも安堵です。心の底からほっとしました。選挙はゼロサムなので本当におそろしい。自分のような地盤・看板・カバンのない候補が、家族にかける心配や不安は半端ありませんし、自身もストレスで吐く日が続く1ヵ月でした。もうちょっと生きられる。ありがたい。

 

それでも、私は頑張ったら報われるなんていうのは幻想だと思っていて(世界の暗い部分を結構見てきたからかもしれませんが)、努力+運や縁や能力が組み合わさってやっと結果がついてくる。努力の先に多くを望んではならない。そう思っています。

 

だから、努力した結果が当選という確かな証としていただけるのは本当に幸運です。

 

おそらく、ポジティブな人は当選した!感謝感激、頑張ります!という思考になるのでしょうが、自分のようなネガティブモンスターは、1500票も頂戴して、前回の倍の票をいただいて、あぁぁぁぁぁ、大丈夫だろうか、期待を持たせて裏切らないようにしなくてはという気持ちしかありません。

 

もちろん、掲げた政策の実現に向けて、数えきれないくらいに改善すべきことがある市政の現状に対して、1つでも解決できるよう取り組みます。発した言葉に責任を持ち、吐いた唾は吞めぬと理解しています。

 

それでも、地域行政(自治体)は「監督と執行」が分離されているので、市議会議員はプレイングマネージャーにはなれません。

 

仮に私の提案がどれだけ優れていたとしても(仮にですよ。及第点をいただける提案をしているつもりですが)、世の中が合理的に動くことは残念ながらほとんどなくて、一部の人々のための利益の最大化のための提案が、力と数を持っていたら、それは止められない。

 

止められないなら少しだけ方向を変える。30点の原案を少しでも良くする。落としどころを探りつつ長い物に巻かれず妥協しない。公共の利益を追求する。

 

引き続き、市議会議員として働かせていただける機会を頂戴したことに心からの感謝を申し上げ、市民の利益と経済合理性の最大化のために全力を尽くします。応援/支援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。