★犯罪抑止に向けた取り組みについて★


 

「知多市の犯罪情勢と対策について」

 ・市内の過去3年間の侵入盗の発生件数と内容について

 ・侵入盗防止に向けた取り組みについて

「知多市の防犯カメラについて」

 ・設置状況及び今後の設置計画について

 ・個人及び団体への設置支援について

 

愛知県警察では、不審者等の情報を「パトネットあいち」として配信したり、本市でも、第5次知多市総合計画に基づき、地域安全対策設備整備事業の推進や、知多警察署と連携して、安全で安心なまちづくりに努力されているが、犯罪を防ぎ切れていない現状がある。

 

知多警察署管轄防犯情報によると、
7月上旬には、にしの台地内において、空き巣被害があり、多額の貴金属類が盗まれた。犯人は、脚立を使って2階の無施錠個所から室内に侵入した模様。
9月上旬日には、夜中、家の窓ガラスをこじ開けて侵入する泥棒が朝倉町を中心に連続3件発生。
10月下旬には、八幡、寺本新町1丁目、つつじが丘1丁目、清水が丘2丁目地内で車上ねらいが5件連続発生。
そして直近では、11月20日から21日にかけて、にしの台、つつじが丘、新知台、新知東町地内で車上ねらいや、車上ねらいと疑われる被害が19件連続発生。

 

狡猾な犯罪をすべて防ぎ切るのは難しいかもしれないが、より安全で治安の良い知多市になることを目指して、「犯罪情勢と対策について」及び「防犯カメラについて」を質問したい。

 

質問①「市内の過去3年間の侵入盗の発生件数と内容について」
回答
・平成26年の刑法犯総認知件数は520件、月平均43件で、刑法犯総認知件数の内、侵入盗は50件発生し、内容別では空き巣29件、忍込み11件、居空き4件、事務所荒し3件、出店荒し1件、その他は2件。
・平成27年の刑法犯総認知件数は423件、月平均35件で、侵入盗は54件発生し、内容別では空き巣20件、忍込み11件、居空き1件、事務所荒し2件、出店荒し3件、その他は17件
・平成28年の10月までの刑法犯総認知件数は397件、月平均40件で、侵入盗は56件発生し、内容別では空き巣21件、忍込み19件、居空き1件、事務所荒し2件、出店荒し1件、その他12件


質問②「侵入盗防止に向けた取り組みについて」
回答
市内全域でのチラシの回覧、侵入盗が連続発生した地域でのチラシの新聞折込、補助錠の有効性を実体験する防犯教室や防犯診断などを知多警察署と連携し、取り組んでいる。その他に、青色防犯パトロール車を使っての防犯パトロールや、ちたまる安全安心メルマガを活用した注意喚起などを行っている。


質問③「防犯カメラの設置状況及び今後の設置計画について」
回答
本市では街頭防犯カメラを 主要な駅前市営自転車駐車場周辺に17基設置した。また、主要交差点においては、長曽橋西交差点に1基設置をしている。今後の設置計画は、市内への出入り口となる国県道などの主要交差点を中心に、順次設置を進めて行く予定。

 

質問④「防犯カメラの個人及び団体への設置支援について」
回答
県内の一部の市が、個人世帯への補助を行っているが、知多半島近隣4市では、防犯カメラの設置支援を行っている自治体はない。本市では、現在、主要交差点への設置計画を進めていることから、現段階では個人やマンションの管理組合を始め自治会や町内会が設置する防犯カメラへの補助制度を設ける予定はない。

 

<要望>

防犯カメラの「個人及び団体への設置支援について」検討をお願いしたい。防犯カメラは市が直接投資するものと併せて、個人や団体への設置を支援することは、市の予算や職員の稼働面からも費用対効果が大きいと考える。

 

本市では、本年度予算で自転車駐車場への防犯カメラ購入費が2台で25万3千円、4台の設置委託料65万4千円を計上しているが、市が自ら実施すると1台当たり約28万円の設置費+維持費がかかる。答弁いただいた通り、防犯カメラは犯罪の抑止や摘発などに大きな効果があるため、市としても取り組みを実施していただきたい。市民や団体に地域防犯力の向上を担っていただくことや、そのインセンティブを提供することは、犯罪抑止に向けた効果的な施策になると考える。

 

補助に積極的な自治体の事例を申し上げると、愛知県の小牧市では、小牧市防犯対策補助金を設け、犯罪を未然に防ぎ、安全で安心なまちづくりを推進するための補助金制度を設けている。これは「住居等に防犯カメラ又はセンサーライトを取り付けること」などの防犯対策実施に対して、市に住民登録があり、居住している世帯主の方であれば申請が可能な制度となっている。補助金額は上限を1万円として、防犯対策機器の購入・設置費用の2分の1の額。

 

例えば、本市でも100万円の予算を計上していただけば、100個の防犯カメラの市内への設置が期待できます。市が自ら設置するとなると、単純計算で2800万円の試算となるが、市民の協力を仰ぐことにより、28分の1の予算で実現可能である。

 

知多半島近隣4市では事例はないとのことだが、他市に先んじて犯罪抑止に向けた取り組みを実施することは、治安の良い知多市の実現に向けて効果的であると考える。前向きな検討をお願い申し上げる。以上。