◆知多市フリーマーケット◆
「知多市のフリーマーケット実施状況について」
「知多市のフリーマーケット出店者数と参加者数について」
「知多市のフリーマーケット今後の展開について」
「質問」
本市では、リサイクルプラザが主催で5月と10月にフリーマーケットを開催しています。本年は5月14日に市役所来客用駐車場で開催されました。家庭に眠っている品物を持ち寄り、必要な人にその品物を提供するフリーマーケットは、市民の皆様にリサイクルの場として活用されており、有意義なイベントであると考えています。また、1番目の質問でも申し上げましたが、本市には道の駅のような産直市場はございませんので、地域の農産物の販売の場としてフリーマーケットと同時にマルシェの場を設けるなど、地産地消を推進するイベントとしても可能性があると考えています。
そこで、フリーマーケットについての1点目として、実施状況について、2点目として、出店者数と参加者数について、3点目として、今後の展開についてお伺いします。
<要望>
フリーマーケットの出店資格の条件緩和と農産物の取扱許可など、現在のフリーマーケットからマルシェ的なイベントへの発展的な取り組みを実施していただくことを提案いたします。答弁では、フリーマーケットはごみの減量と資源化の推進への意識啓発を図るイベントのため、開催の趣旨と異なる飲食物や農産物の取り扱いを認める考えはないとのことでしたが、趣旨を限定する決まりがあるわけではありませんし、条例等で制限されているものでもありません。市民や利用者にとって喜ばれるイベントとして、フリーマーケットと同時にマルシェを開催するなど、発展的に展開することを検討いただきたくお願い申し上げます。
ごみの減量と資源化の推進への意識啓発を図ることは大いに結構ですが、フリーマーケットの出店資格や出店品目を限定することは、フリーマーケットの場の可能性を自ら制限してしまっていると考えます。昨今スマートフォンで簡単に物を売り買いできるサービスが人気を集めています。時間と場所を選ばずに売買できる便利な民間のサービスがある中で、市がイベントを開催することは地域活性の交流の場として、また地産の農作物を購入できる機会として活かせると考えております。スペースを提供することやイベントを開催することは、知恵や工夫、アイデア次第で経費をほとんどかけずに実施することも可能です。
例えば他市の事例として、府中市が商工会議所と協力して府中マルシェというイベントを定期開催し、農家や法人等の出店を認め、新鮮野菜や雑貨の販売などでにぎわっております。現状本市はフリーマーケットをリユース実践の場として限定しておりますが、地域の活性化と売る側と買う側に喜ばれるマッチングイベントにするためにどのような企画が望ましいのかを考え、出店資格の緩和や農産品の取り扱いができるマルシェを同時開催して開催回数を拡大させるなど、今後のあり方について発展的な取り組みを実施していただくことをお願い申し上げ、2番目の質問を終わります。
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