(追記)ポテンシャルと成長の可能性があり、改革への意思がある大阪が羨ましい。情緒的な傾向が目立つ日本の選挙だけれども、そろそろ定量評価することを考えても良いのではないでしょうか?
- 私が吉村洋文氏を支持するのはその能力と仕事量と実績であり、橋下徹から吉村洋文という史上稀に見るまともな(選挙を経た)権力継承を大阪府民と大阪市民の皆さまには大切にして欲しい。
- 経営者の二代目や二世議員が無能もしくはポンコツであったり、権力が腐り腐敗するケースがほとんどの中で、橋下徹という圧倒的な才能と個性が、それに匹敵する意欲と能力を持つ吉村洋文に引き継がれたことは奇跡であり、有権者にとって幸運である。
- それを支えるメンバーや議員の能力や資質に問題はあるかもしれないけれども、橋下徹-吉村洋文のビジョンを達成するために、何よりも日本の既得権益の腐敗と無能力を正すために、吉村大阪府知事&松井大阪市長の改革を推進する議会の数が必要。
- 大なり小なり大阪と似た構図の腐った既得権と機能不全は全国各地で発生しているけれども、基本的には既得権には誰も歯向かわないし、勝てない。宮崎市長選挙や松坂市長選挙で起きたことを見て、誰が立ち上がるというのだろう。
- 大阪W選挙では、貴重な機会と可能性を大切にしてきただきたい。大阪都構想の内容は、橋下徹氏の本を読んでいただくのが一番理解が深まるが、演説をご覧になっていただくだけでも概要はわかるので紹介したい。
大阪ダブル選を否定して、憎しみのような批判記事が溢れている日本のメディアを目にして思ったことを少しだけ綴ります。
- テレビと新聞を筆頭に日本のメディア(以下マスコミ)は事実と解釈を分けずに報道するから苦手である。
- 事実だけ淡々と報道して欲しい。事実情報を知りたいのに、新聞社や記者の解釈を混ぜられると、何が事実かわかならくなる。一次情報を得る際に、その情報はファクトかフェイクかを判断するのはとても疲れる。
- 是非や賛否は自分の頭と価値観で判断する。あんたら(新聞社)の勝手な主張と評価を押し付けないで欲しい。
- 仕事がら新聞にはざっくり目を通すけれども、出来れば読みたくない。事実の中に解釈や主張を交える新聞記事は読んでいて気持ちが悪くなる。そんな記事があまりにも多い(日経新聞は除く)。
- そもそも、マスコミはジャーナリズム精神など持ち合わせてはいないだろう(一部の記者は除く)。少なくとも新聞社は社会を良くしようと運営されているわけでも存在しているわけでもないと個人的には思っている。
- 自分たちの主義主張で世論を染めたいというのが新聞社の根源的な欲求だろう。中立性や公平性が虚構であるのは、朝日新聞の慰安婦報道問題などのねつ造事例を挙げるまでもなく、3日読めば誰だって気づく。
- 新聞社もテレビ局も報道で稼いでいるわけでもないし(不動産収入が利益の源泉)、資本主義社会だから別にそれを否定するつもりはない。
- 日本のマスコミとジャーナリズムは機能不全を起こしているし、そもそも大した期待もしていない。ただ、事実と主義主張は分けて明示してくれと思う。
- それでも報道の役割は重要なので、新聞はすべてを署名記事にしてくれないだろうか。これは本名を明示して書けと主張しているのではなく、ペンネームでも結構である。誰が書いているかを明確にわかるようにして欲しいのだ。
- 右寄りの人は朝日新聞を憎んでいるし、左寄りの人は産経新聞を罵倒する。まぁ好きにしてくれれば良いのだけれども、朝日新聞にも産経新聞にも、あの毎日新聞にだって能力の高い記者は存在する。
- 署名記事にすれば、信頼するに値する記事かどうかを記者名で判断できる。記事を書く記者も評価が見える化されて定量化される。モチベーションアップに繋がるのでは?
- 以上が長くなったけれども、私のマスコミや新聞社に対する自分のスタンスである。
- 大阪ダブル選が気になったので少しだけ調べてみた。目にした限り、すべての新聞社が吉村大阪市長と松井大阪府知事に否定的な見解を示している。否定というか憎しみにも似た批判である。
- 日本のマスコミのヤバさというのはこういうところだというわかりやすい事例になると思ったので、記録として残しておくこととしたい。
- 「朝日新聞」(社説)大阪ダブル選 住民不在の党利党略だ
- https://www.asahi.com/articles/DA3S13925385.html
- 「読売新聞」大阪ダブル選へ 奇策で都構想は前進するのか
- https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190308-OYT1T50275/
- 「毎日新聞」社説 ⼤阪府・市⼊れ替わり選へ ⾃⼰都合に固執した維新
- https://mainichi.jp/articles/20190309/ddm/005/070/108000c
- 「産経新聞」【主張】⼤阪ダブル選 建設的な議論こそ必要だ
- https://www.sankei.com/column/news/190309/clm1903090002-n1.html
- 「京都新聞」社説︓⼤阪「ダブル選」 住⺠不在の奇策またも
- https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190307000063/
- 「信濃毎⽇新聞」⼤阪ダブル選 市⺠置き去りの⾝勝⼿さ
- https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190309/KP190308ETI090009000.php
- 大手新聞社だけでなく、毎日新聞も本誌と併せて長野からわざわざタイトルを少し変更して批判の声を上げている。個人的には毎日新聞が記者の質のピンキリの幅がもっとも広い。下劣な記事とまともな記事の格差がヤバい。
- 時間に余裕があればリンク先の記事をご覧になっていただくと良いが、ざっくりと要約(意訳)すると、大阪維新と吉村大阪市長と松井大阪府知事が嫌いだ!明確に主張して態度を示している。
- 各社の社説であり、新聞各社が自由に主義主張を繰り広げる場であるから、冒頭で申し上げたフェアさの問題を指摘したいのではない。
- 各社とも大阪維新と吉村氏と松井氏が大嫌いだとわかりやすく主張しているのが気持ちが悪いと感じた次第である。
- もしくは公明党が大好きなのかもしれないけれども(そうだったら怖いけれども触れたくもない)たぶん新聞社は既得権益側なので、既得権打破側が嫌いなのだろう。
- 私はインターネットメディアが優れているなどと言うつもりはないし、ネットメディアも酷いコンテンツで溢れているけれども、本件では読むに値すると考える記事の発信はJキャストくらいであった。
- 「沖縄では民意尊重しろの大絶賛」なのに... 大阪「クロス選」批判に市長ら反論
- https://www.j-cast.com/2019/03/06352023.html?p=all
- 大阪「クロス選」は賛否拮抗 松井府政を「評価する」56%=JX通信社 大阪府内世論調査
- https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20190310-00117737/
- 私が日経ビジネス、東洋経済、ダイヤモンドオンラインを毎日読み、考察記事が好きなので、本記事を評価するのだけれども、大手新聞社が勝手に熱くなり持論を展開して、ネットメディアが冷静な分析を試みているのは喜劇のようだ。
- 私は非効率で非合理的なことが嫌いで、公正でないことには嫌悪感を覚える。平等不平等はあまり気にしないけれども不公正なことは許せない。
- 既得権益が嫌いなのは、大抵は非効率で非合理的な規制で不公正に権益を守っているからである。タクシー業界なんてその最たるものだと思う(話が逸れるので割愛)。
- 私は橋下徹氏のファンである。そして吉村洋文氏(大阪前市長)も尊敬している。それは能力と実績からである。そして圧倒的な仕事量。政治家を選ぶのに「能力・実績・仕事量」以外の指標が必要だろうか?
- 友だちや恋人を選ぶなら様々な要素があるだろうし、愛しさと切なさと心強さを基準に選ぶかもしれないけれども、政治家の選択は仕事の取引相手の選択に近いと考える。上司を選ぶわけでもない。
- 吉村洋文氏の能力と実績と仕事量は凄い。とすると、その政策が好きか嫌いかの判断になる。
- 私は大阪都構想に賛成(詳しくは「体制維新――大阪都 (文春新書)」)だが、日本に限らず政治は権益が紐づいているので、橋下氏や吉村氏がカットしてきた補助金を得る既得権益側は許せないことも多いだろう。
- だから賛否の立場はそれぞれになる。でも、新聞社と放送局が否定と反対の立場を声高に叫ぶのは気持ち悪い以外の何物でもない。
- 大阪の皆さまにはマスコミ報道を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて判断していただければと思う。
- いっそのこと、新聞各社は、冒頭に「ポエム」と表記した上で情報発信してはどうか。悪くないアイデアだと思う「天声人語(ポエム)」とかさ…。
- (追記)AbemaTIMESが素晴らしい記事を発信していた。良い記事だと思う。
- 自民・維新の2大政党制の足がかりに?これでわかる!大阪都構想に向け”ダブルクロス選挙”に挑む松井知事・吉村市長、維新の狙い
- https://blogos.com/article/363091/
- →大阪ダブル選挙前に改めて知っておきたい「二重行政の実害」
- https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63365
- 髙橋洋一氏の分析は定量的かつ論理的で大変にわかりやすいのでオススメである。
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