★“ポケモンGO”アカウント問題と活用方法の考察“PokemonGo”★

POKEMONGO , ポケモンGO

 

◆「ポケモンGO」小学生がアカウント登録出来ない仕様にした任天堂のモラル意識の高さ | PokemonGoは応用可能性の高さから新たなプラットフォームに | 運転中のポケモンGOの危険性 | 本夏 公共施設はジムでポケモンバトルの場へ!

 

ポケモンGOが世間と株式市場で話題沸騰中ですね。本日7月22日に日本でもリリースされまして、何事もチャレンジということでダウンロード&インストールして試してみました。簡単なレビューと、ポケモンGOの活用&応用の可能性、および小学生がゲームプレイ出来ないアカウント仕様についても考察したいと思います。それにしても任天堂さんは『「ゲーム人口の拡大」という基本戦略』という目標(戦略)を着実に達成しておりまして、本当に凄い企業だと感心しっぱなしです。ちなみに我が市では、市役所がジムになっており、ポケモンバトルの腕を競う場になっています(^O^)/ ※画像出典:The Pokémon Company

 

 

●ポケモンGOは小学生登録不可。中学生未満はアカウント登録出来ない仕様●

 

ポケモンGOの初期登録時に、ポケモントレーナークラブアカウントか既存のGoogleアカウント(グーグルアカウント)への登録が必要となりますが、13歳未満は新規アカウントの作成ができない仕様となっており、これは任天堂のモラルの高さを示す、賢明な判断であると言えるでしょう。先行リリースされたアメリカや欧米を中心として、歩きスマホによる事故が多々発生している現状を踏まえれば、良識のある判断であると評価できるのではないでしょうか。

 

実際に小学6年生の携帯電話・スマートフォン所有率の全国平均は58.0%(文部科学省の全国学力・学習状況調査)の現状の観点からも、スマホを保有していない小学生は全体の約半数であり、友だちがみんな「ポケモンゴー」をやっていて、ゲームをやっていないと仲間外れになっちゃうからスマホ買って!という子どもの悩み(おねだり)に直面せずに済みますので、ほっと胸をなでおろしている親御さんも多いでしょう。それでも、小学生にスマホを買うべきか否かで悩んでいるご家庭に頭の痛い問題は増えますが(^_^;)。

 

アカウントの問題は抜け道がなくもないので悩ましい問題ではありますが、小学生は登録できないのよ。と親が子どもに正当性を持って説明できる理由があることは、企業姿勢として見習うべき点が多いと思います。それでも親のアカウントやその他方法で、アカウント問題を突破して「POKEMON GO」をプレイ出来る小学生が出現するのは間違いなくて、ある意味ゲームプレイ出来ることがステータスや人気を得るようになることは避けられず、今後問題は表面化してしまうかもしれません。

 

いずれにせよ、このポケモンGOは歩きスマホを前提としたゲームでありますので、ぶつかったりこけたりすることは残念ながら一定の確率で起こることは避けられません。それでも、小学生の事故や怪我が起きないようにするための対策として、アカウント登録を最初に持ってきた任天堂の企業モラル意識の高さは評価すべきだと思いますし(ガチャで儲けるモラルの低い企業が多い中)、痛ましい事故を未然に防ぐリスク判断として、素晴らしい経営判断であると思います(それでも事故は起きてしまうでしょうが…)。

 

 

 

●ポケモンGOは利用者モラルを問う。運転中ゲームが交通事故を招く可能性●

 

次に気になった点として、ポケモンGOは利用者にモラルを求めるゲームであることです。つまり、危険性を的確に認識して、正しい遊び方をしないと本当に危ないという懸念です。歩きスマホに夢中になる人が続出して人や物との激突や転倒はそれなりの確率で発生してしまうでしょうし、私が一番恐れているのは、自動車の運転中のポケモンGOの利用です。

 

本日少しだけポケモンゴーを試してみた限りでも、おそらく移動距離に比例するか、移動時間に応じてポケモンキャラが出現しますので、運転中にゲームを起動することはインセンティブになってしまう可能性があり、はっきり言ってヤバイと思いました。交通事故が恐らく発生してしまう。

 

自動車等を運転している時に携帯電話・スマホを使用すると道路交通法違反となり取締りを受けることは知っているはずなのに、残念ながら運転スマホを目撃することは少なくありません。そこに起動して移動することでアイテムやキャラクターをゲットできるポケモンGOの登場です。常識的に考えれば、運転中にゲームをすることは危ないからやめようとなるわけですが、移動がトリガーになることで、運転中のゲーム利用への誘惑に抗えない人が出てしまうことでしょう。

 

対策としては、取り締まりという違反対策ではなく、原因を取り除くという意味で、一定速度以上を検知した場合にはポケモンが発生しないとか、ゲームが終了するなどの対応が考えられますが、仕様変更をするインセンティブが起こり辛いのと、制限をかける変更はパラメーターの設定が難しく、現実的には困難だろうなと苦々しい思いです。

 

 

●ポケモンGOの感想 地図精度の高さとポケストップの多さは圧巻●

 

冒頭から堅い文章を記してしまいましたが(真面目な考察を目指しています^_^;)、POKEMONGOをゲームプレイしてみた感想としては、まずその地図の精度の高さに感服しました。GoogleMapのAPIをベースに動かしていると思われますが、バーチャルリアリティの世界が現実とマッチングする技術の高さに唸ってしまいます。また、近所の公園を散策してみたら、ポケストップがあちこちにありまして、地方都市のちょっとした田舎にまで、スポットが多く存在していることに驚きっぱなしです。

 

ポケストップ(スポット)は写真とともにその場所の名称が登録されており、人的リソースを投じて足で稼ぐ、つまりは人工を必要とする作業であると考えれば、どうやってこれだけのポケストップの情報を収集&アップデートしたか大変興味深い限りです。まちおこしをポケモンGOとのコラボレーションで実現することも考えられますし(きっと早い者勝ち)、観光やイベントで活用するアイディアなど、この技術とサービスの可能性の大きさを考えると、夢が膨らみます。

 

ちなみにゲームをしていて微笑んでしまったのは、市役所がジムになっておりまして、ポケモンバトルを競う場所だそうです。ジムがどれくらいの感覚で設置されているかはまだ把握しておりませんが、この夏は公共施設にたくさんの人が訪れるかもしれません(笑)。

↓市役所がポケモンジムになっていますw

 

 

 

●ポケモンGOを活用して何が出来るか? 応用可能性は無限大●

 

PokemonGoが示したのは、バーチャルリアリティを現実にマッチングさせたことであり、ポケモンGOが新たなプラットフォームになりうることでしょう。本日少し遊んだだけでも、ポコモンGOを活用したビジネスをいくつか思いつくぐらい可能性が大きい。実現の可能性を検証する前のアイディアベースになりますが、挙げてみたいと思います。

 

ポケストップを活用した情報発信が第一に考えられます。活用方法としては求人情報が魅力的でしょう。例えば、ポケストップの説明(情報として)、アルバイトを募集しています!と記載することで、人材募集に悩んでいる飲食店をはじめとする店舗の求人募集が可能です。現時点ではまだ実施されておりませんが、ポケストップやポケモンジムの登録(解除)をするためには申請により実現できるようなので、サービス開始されたら殺到することでしょう。

 

次に観光地やイベントの集客としてのポケモンGOの活用です。その場所やイベントのみで手に入るポケモンキャラがリリース出来ればそれだけでPR出来ますし、ポケモンジムを設定してイベントの余興としてバトル大会を開催すれば、大きな集客効果を見込めること間違いなしです。ポケモンバトルを活用した婚活なんかも出てくることでしょう。

 

要注目ポイントは、任天堂(株式会社ポケモン)がポケストップの登録料金を課金するか否かです。いくらにするのか考える担当はもうわくわくが止まらないでしょうね。もしポケストップ登録料金を1000円にするとして、例えば、日本の商業施設と飲食店とコンビニ店舗だけで併せて100万店舗以上ありますので、10億円以上の収益機会が生まれます。1000円というのは稼働を考えれば難しいので1万円/年くらいでしょうか(100億円!)。超頭の良いクオンツがいくらが最適と算出するのか、気になって仕方がありません。

 

 

●(追記)ポケモンGOを活用したマーケティング事例●

 

日経ビジネスオンラインにて、早速マーケティングに活用した事例が紹介されていましたので引用させていただきます(※引用元:「ポケモノミクス」が侮れない3つの理由

 

これをリアル店舗のマーケティングに活用しようという動きがすでに見られる。

 7月22日以降、「こちらポケストップです」「休憩しながらポケモンを捕獲できます」などのメッセージを掲げる飲食店が現れた。また、ユーザーは「ルアーモジュール」と呼ばれるアイテムを使うことで、一定時間、特定のポケストップにポケモンを呼び集めることもできる。「これから30分間、ルアーを使ってポケモンを集めます」などと告知することで集客を試みる飲食店も見られた。

 

ところで、政府が地域活性の一環として、ポケモンGOで地方創生へ 自民党のIT戦略特命委員会が観光地への誘客につなげるよう任天堂に要望、というニュースが報道されておりましたが、鳥取砂丘のようなスピード感を活かした先行着手は価値がありますが(鳥取県は様々な活性化策を実行しておりまして、本当に参考になります)、広くあまねく活用したところで意味がないのでは? と思っています。ユニークで希少価値があるから人が集まるという観光という基本的価値を失念されてしまったのでしょうか? いずれにせよ、こんな田舎でもジムに君臨するポケモンが結構強くて(CP1000)、試しにちょっと遊んだくらいでは勝てないなと、世の中の厳しさを改めて実感した次第です(^_^;)。ではでは!

 

 

●ポケモンGOは都会と田舎の格差が激しい。都会で強者は育ち、田舎が占拠される●

 

田舎のポケモン
都会のポケモン

 

所用で遠出してきましたので現地レポートいたします。ジムを占拠するポケモンの強さにやる気をなくしていたのですが、ほかの地域はどうなっているのだろう? とポケモンGOを起動したところ、大変興味深い情報が得られました。ネット上でもポケモン捜しは都会に有利で田舎は厳しいという意見が散見されておりましたが、ポケモンの都会と田舎の格差が圧倒的なわかりやすさでご覧になっていただけるのが、上の2つのキャプチャでしょう。

 

左は人口6万人の小規模な街です。田舎というほど過疎地域でもなく、ベッドタウンの住宅街ですが、ジムもなければポケストップもない。これではやる気が失せますし、強くなるのも大変でしょうね。バトルが楽しめません。アイテムも入手出来ません。一方で右のキャプチャは某200万人都市の中心街の様子です。注目いただきたいのは時間。25時を過ぎた深夜にも関わらず、あちこちで餌がまかれており、ポケモンGO利用者の多さがうかがえます。みんな夜更かしさんですね(笑)。

 

ポケモンGOがサービスリリースして3週間程度経ちますが、地域格差がこのポケモンのブームに水を差すかもしれません。逆に地方では、ポケストップやジムが希少であるため、人々を集める場所(ツール)として活用出来るとも言えるでしょう。にしても、CP2000のポケモンにどう挑めと言うのでしょう? 以上、やっとCP300くらいのゼニガメが入手出来て喜んでいたビギナーからのレポートでした。