★知多市の小中学校の校庭の芝生化について★

 

◆小中学校校庭の芝生化◆


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「校庭芝生化の県内での取組状況について」

「校庭の芝生化を対象とした助成金について」

「知多市の小中学校の芝生化の考えについて」

 

<質問>

 

皆様は芝生の校庭を見たことがありますでしょうか? 運動場が緑で覆われ、休み時間に多くの児童や生徒が元気よく芝生の校庭に飛び出し、ボール遊びなどに夢中になっている。そんな光景をイメージしていただければと思います。文部科学省では、教育上の効果や環境保全上の効果、地域のスポーツ活動の活発化があるとして、芝生の整備推進を図っています。その具体的な効果についていくつか紹介いたします。

 

・一つ、土や砂が散らないこと。

土・砂埃の飛散による健康面や周辺住宅への害、グラウンドのぬかるみ化、土砂の流出を防ぐことが期待できます。

・一つ、転んでも怪我をしにくいこと。

子どもたちが転んでもケガをしにくくなります。ふわふわした芝生の上ですので、衝撃を和らげてくれることが期待できます。

・一つ、活発な運動を促すこと。

子どもたちが活発に屋外で活動するようになり、体力向上に効果的であることが期待できます。

・一つ、環境ににやさしいこと。

太陽エネルギーを芝草が吸収し、芝生は体内に蓄えた水を蒸散、気温の上昇を抑えることが期待できます。

 

このように、学校の校庭を芝生化は、子どもたちの成育や、周辺環境に対して様々な効果があると言われています。その他にも、情操教育・環境教育として豊かな心や癒し効果など、心理的効果が期待できるとの報告もございます。

 

そこで、様々なメリットがある校庭の芝生化に向けて、補助金や助成金も活用して、本市が知多半島5市に先駆けて芝生化を実施することは、子どもたちの教育環境が充実した魅力的な自治体として、近隣市町への優位性を発揮する意味でも価値があると考え、小中学校の校庭の芝生化について、3点質問いたします。

 

(1) 点目、県内での取組状況について

(2) 点目、校庭の芝生化を対象とした助成金について

(3) 点目、小中学校の芝生化の考えについて

 

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

<要望>

 

初期整備費用及び維持管理の稼働と経費が負担であるため、現状導入は難しいとの答弁でした。しかしながら、次の3つの理由からこれらの課題は解決することが可能であると考え、今後の本市の校庭芝生化の調査研究や検討をお願いいたしたく要望提案申し上げます。

 

1つ目に、初期費用を抑えた導入が可能であること。

2つ目に、維持管理費用と維持管理稼働を抑えた運営が可能であること。

3つ目に、維持管理や運営を工夫することで、校庭の芝生化を実現した学校が多数あること。

 

答弁では芝生化は初期整備費用のほか、維持管理に多大な労力と費用が必要であるとのことですが、それは必ずしも当たらないと考えます。その理由と根拠を実際の導入事例を含めて紹介いたします。

 

以前一般的であった高麗芝は、初期投資にお金がかかり、維持管理が難しく、養生期間は立ち入り禁止で自由に使えないとされてきました。ところが昨今、少ないコストで校庭を芝生化できる技術が注目されています。維持管理も従来のものに比べて簡単である鳥取方式と呼ばれる芝生化の工法です。これは、バミューダグラスという牧草の一種であるティフトンを芝として使用し、ポット苗の状態のものを、校庭に50センチ間隔で穴を掘り、田植えのように直接土に植えて足で踏み、水をやることで植え付けが可能となります。とても強く成長が早いことが特徴の芝生で、1ヶ月程度の養生期間で使用できるようになり、子どもたちが走り回る校庭に最適な芝です。植え付け作業も簡単であるため、専門業者に頼まなくても地域住民の方でも校庭の芝生づくりに取り組むことができます。

 

この鳥取方式によりたくさんの学校が、低コストかつ低稼働で芝生化を実現しています。鳥取県の多くの小中学校だけではなく、他地域にも広まっています。佐賀県の吉野ヶ里町では、三田川(みたがわ)小学校の運動場のほぼ全面約7千平方メートルにポット2万7千個を植え、初期導入費用は約70万円であったとのことです。年間の事業費は、芝刈り機購入費、工事費、維持を含めて年間約300万円であり、これは佐賀県内で導入した他の学校の15分の1から65分の1の経費であったとのことです。本市の近隣地域では保育園の事例となりますが、東海市の名和保育園が園庭を芝生化した際の経費は、整備費が1平方メートルあたり約100円、プラス資機材とスプリンクラー設置費用で、年間維持管理費が水道代を除いて1平方メートルあたり約200円あったとのことです。その他の鳥取方式による導入事例では、年間維持管理費が1平方メートルあたり約100円であるとの報告もございます。

 

 

例えば本市の小学校の校庭面積は各校によっても異なりますが、6000平方メートルから1万平方メートル程度ではないでしょうか? 最大1万平方メートルと想定して、鳥取方式での芝生化の導入を試算すると、初期費用が100万円プラス資機材とスプリンクラー設置費用の100万円程度の計約200万円、維持管理費が100万円~200万円程度かかると算出できます。

 

この費用については、質問に答弁いただいた通り、愛知県や日本スポーツセンターの助成金を活用することが可能でありますし、その他にも、文部科学省の補助や、日本サッカー協会(JRA)がポット苗を無償提供する支援などもございます。これらの制度や支援を上手く活用することにより、費用を低減したり、無償化することも可能です。

 

また、維持管理については、ただでさえ多忙な教職員の皆さまの負担増加を避けなければならないとのご指摘はその通りだと思います。そのため、教職員や保護者の皆さまのご理解を得て、地域住民の方や地域スポーツ団体の方の協力をいただいて、運営することも可能であると考えます。無償ボランティア活動をお願いすると言いたいのではありません。無償奉仕を期待するのは無責任ですので、ふるさと納税に芝生化応援の項目を追加する。企業に協賛としてスポンサーをお願いする。などの取り組みを実施するなどのアイデアも考えられます。すべての費用や稼働を賄うのは難しいかもしれませんが、実施する際には、必要な予算措置は適切に計上すべきでありますが、経費や稼働は知恵や工夫次第で抑えることも可能であると考えます。

 

また、経費削減の事例ではございませんが、芝生化の導入から維持管理活動の状況を詳しく報告している自治体として、岐阜県本巣市や滋賀県近江八幡市の小学校芝生化の事例は大変参考になりますので、ご覧になっていただきたく存じます。

 

以上、芝生化の導入と管理にはお金がかかりますし、子どもたちが走り回ると芝生は痛みます。それは芝生が衝撃を吸収しているからです。芝生は安全性に優れ、運動機会が増加することからも子どもの体力の向上が期待できます。芝生化を子どもたちの心身の健全な成長という、未来のための投資と考える。その導入と維持管理のための稼働と経費は、厳しい財政状況も踏まえ、減らす工夫をする。教育環境の一層の充実のための前向きな芝生化の取り組みの調査と検討をお願い申し上げ、「小中学校の校庭の芝生化について」の質問を終わります。