★「豆腐メンタルの人」の飲食店破綻ネタに芸術的なステルスマーケティングを見た件★

 

⾖腐メンタルの⼈(@touhu_mental5)の

 

「拡散希望です。11⽉から都内で⼩さなバーを経営していましたが、新型コロナウイルスで全てが破綻しました。報道では扱ってもらえない、コロナショックを受けた個⼈飲⾷店の現状を書き残します。同じく苦しむ店経営者やメディアにこのツイートを届けてください。経営に失敗したバー店主の最後の願いです」

 

から始まる一連のツイートは「自身が経営するバーが破綻した」という独白から「飲食店の厳しい経営状況の解説」で同情と共感を誘い「出退店サポートサービスを宣伝」するツイートに繋げるという天才的なステルスマーケティングが実施されており、(悪)知恵を働かせる能力が凄いと感心しながら冷めた目で眺めていました。

 

その後、新型コロナショックで厳しい状況に直面する同業飲食店を応援するというニュアンスで。情報拡散と情報収集がされていく流れは、SNSの危うさと闇が凝縮されていて「地獄への道は善意で舗装されている」ことを改めて思い出した次第です。

 

わかり辛いですね「悪事や悪意は善意によって隠されている」ってことです。そして「経験した事や本当の事を少し混ぜてあり嘘(フェイク)の質が高まっている」これが教訓ですので気をつけましょう!

 

一連のツイートが事実であるかどうかはわかりませんが、デマやフェイクニュースが溢れ詐欺行為が横行する中で、相手がどのような手段であなたを騙そうとしているかを学ぶ興味深いケーススタディとなると思い、紹介したいと思います(ちょっと意地悪ですが拡散希望をされていらっしゃいましたので転載します)。

 

↓「豆腐メンタルの人」の一連のツイート(差し障りのない部分。ステマ疑惑部分は敢えて除いてあります)

 

豆腐メンタルの人
ステマ疑惑

 

ステマであればちょっと筋が悪いアプローチのように思います。それでも飲食店が深刻な事態に陥っているのは事実でありますので、自粛というのも1つの選択ではありますが、手洗いをしっかりして応援の意味も込めて飲食店利用して貰いたいなと思います。結構な数の飲食店が地獄の様相ですので。

 

にしても、ステマやデマ&フェイクはそろそろ規制するか何かしらの罰を課さないと、悪貨が良貨を駆逐する事態になりかねないと危惧しております。ネット情報は秒速で拡散され分速で消える(日本では新聞記事も削除される)ので頭が良い人か正義感に溢れる人にネット情報の全アーカイブをやってもらえると嬉しいです。

※魚拓は保全にならないので駄目です。

 

併せて、新型コロナの一連の騒動では、日本の地上波放送局が相変わらず酷いことをやらかしていますので、地上波放送アーカイブがない度し難い事態を改善させるために、放送局の既得権益を全面的に撤廃させるか放送と通信の統合を図る(テレビのチャンネルを取り上げる)と良いと考えます。

 

最後に、新型コロナウィルスが少しでも早く終息するよう願っています。